介護脱毛という言葉をきいたことはありますか。
最近40代~50代でアンダーヘアの脱毛が増えてきているようで、私も気になっています。
今回は老後に備えた介護脱毛について、詳しく調べてみました。
介護脱毛のタイムリミットやメリット・デメリットなどが分かるので、気になっている方はぜひ最後までお読みください。
今はどちらかというと親の介護を考える年代の方も、自分が介護をされる側になったときのことを少し考えてみませんか。
介護脱毛とは
介護脱毛とは、40代~50代が将来介護をされることを見据えて、介護の負担を減らすためにアンダーヘアを脱毛することです。
デリケートゾーンに毛が生えているとオムツをしたときに蒸れやすくなる、ニオイが気になる、排泄物が絡まって不衛生などの問題があります。
肌の負担や拭き取りの手間から、アンダーヘアがない方が良いと考える人が増えてきているとか。
高齢になると自分でお手入れをするのも大変なので、思い切って脱毛するのもいいかもしれませんね。
ハイジニーナってなに?VIO脱毛の謎
ハイジニーナとはアンダーヘアを完全に脱毛して無毛状態にすること。
アンダーヘアの脱毛はVIO脱毛と呼ばれ、Vライン(ビキニライン)、Iライン(陰部の両側)、Oライン(肛門の周り)に分かれています。
すべて脱毛するハイジニーナの他にも、Vラインの毛を好みのデザインにして残すこともできるので、温泉などでも安心ですね。
VIO脱毛やハイジニーナという言葉を聞くようになった20年ほど前は、アグレッシブというか、イケイケ(死語)な女性のイメージでした。
若かりし私はアンダーヘアの脱毛なんて恥ずかしくて無理だと思ったものですが、出産を経験した今となっては、「それもありかな」と考え始めています。
介護脱毛のタイムリミット!白い毛は脱毛できない
永久脱毛で利用される医療レーザーは、毛の黒いメラニン色素に反応するため白い毛は上手く脱毛できません。
また、脱毛は一回では完了せず、一般的に約2か月に1度のペースで5回以上、少なくとも1年以上はかかると考えておいた方がよいでしょう。
介護脱毛をはじめるならアンダーヘアが白髪になる前、なるべく早いうちがよさそうです。
私は今40代前半。頭の白い毛がポツポツと気になり始めています(涙)
介護されるのなんてまだまだ先だと思っていますし、出来ることなら周りに介護の負担を掛けずにピンピンコロリと逝きたいものですが…そうはいっても何が起こるか分からないのが人生。
介護脱毛にはタイムリミットがあるため、万が一を考えると早めに脱毛を検討しておきたいものです。
おばちゃんだけど脱毛したい
脱毛サロンやクリニックって、若い子が通いそうなイメージで、おばちゃんな私は尻込みしてしまいます。
でも実は、ずっと以前から脇脱毛にも興味のあった私。
学生時代、サロンで脇脱毛したことがあったのですが、2年通ってもほとんど効果が出ずに期限切れを迎えたものです。
私の剛毛にはサロン脱毛じゃダメでした(涙)今ならサロンの光脱毛も進化しているのでしょうか。
最近は医療脱毛が以前より手軽になってきていて気になりつつも、育児中で時間もないし、年齢的にも恥ずかしいし。
でも「介護脱毛」という概念がメジャーになってきた今なら、VIOのついでにワキも脱毛できちゃう!?とちょっと期待しています。
介護脱毛は必要ない?介護経験から考える
介護脱毛について調べていると、「介護脱毛は必要ない」という意見もちらほら見かけます。
「高齢になると自然に毛が抜ける」とか、「おむつ替えの際アンダーヘアがあってもなくてもあまり変わらない」という主張です。
しかし、数年前に母が病気で動けなくなり1か月ほど介護をした私の実体験から、やはり介護の際にアンダーヘアはない方がいいかな、と感じました。
確かに高齢になると体毛は薄くなりますが、おシモの毛は根強いですし。
母も一般的にはまだ介護をされるような歳ではなかったので、思いがけず介護をされてしまう機会ってゼロではないですよね。
もちろん脱毛したくない人に強要するものではないですが、興味があるなら脱毛クリニックのカウンセリングだけでも受けてみてもよいかもしれません。
介護脱毛のメリット・デメリット
介護脱毛のメリットとデメリットを検証してみました。検討中の人は参考にしてくださいね。
介護脱毛のメリット
介護脱毛のメリットというかそもそもの目的なのですが、介護される際に双方の負担が軽くなりそうです。
アンダーヘアがなければオムツ交換でゴシゴシしなくて良いし時短にもなりますよね。
オムツが蒸れにくくなるので肌トラブルやニオイも軽減されるようです。
介護でなくとも、高齢になって自分のお手入れが覚束なくなったときも、衛生的に保てるのは嬉しいと思います。
介護脱毛のデメリット
永久脱毛をすると元に戻せません。
人によっては毛がないのが不快で後悔することもあるようです。事前に剃った状態で過ごしてみて、脱毛後の生活をイメージしておくとよいでしょう。
またVIO脱毛は他の部位よりも痛みが強いという話はよく耳にします。
医療機関である脱毛クリニックや美容外科であれば麻酔クリームを使用してくれるそうですので、痛い場合は麻酔を使ってもらいましょう。
恥ずかしいのは…我慢でしょうか(^^;)
とはいえ布で隠しながらだったり、なるべく短時間で終わらせてくれたりと、クリニック側も恥ずかしくないように配慮はしてくれるようですよ。
介護脱毛するなら断然【医療脱毛】
脱毛には大きく分けて2種類ありまして、【医療脱毛】と【サロン脱毛】に分けられます。
医療脱毛 |
サロン脱毛 |
|
脱毛方法 |
医療レーザー脱毛 |
光脱毛(フラッシュ脱毛) |
効果 |
永久脱毛 |
減毛・抑毛 |
痛み |
強め |
弱め |
価格 |
一回の回数は比較的高い |
一回の回数は比較的安い |
回数 |
VIO脱毛は平均5回~8回 |
VIO脱毛は平均12回~18回 |
脱毛期間 |
1年~2年 |
1年~5年 |
私自身は過去にサロン脱毛で全然効果がなかった経験もあり、検討するなら医療脱毛一択です。
サロンでの脱毛は減毛・抑毛となり、毛を細く生えにくくするもの。
一旦脱毛しても数年後にはまた少しずつ元に戻るようなので、介護脱毛には適さないかな、と考えています。
いざ介護というときになって、またアンダーヘアが生えてきていたら意味がないですもんね。
永久脱毛を謳えるのは医療機関で脱毛する医療脱毛だけ。
永久脱毛といっても数年後には生えることもあるようですが、レーザーで処理した毛根からはもう毛は生えてこないため、細い毛がまだらに生える程度です。
デリケートゾーンは痛いらしく不安なので、麻酔を使用してくれるクリニックを選びたいですね。
サロン脱毛の方がお値段が比較的安いというメリットはありますが、効果が弱いため脱毛回数が多くなり、結局価格は変わらないということも。
介護脱毛には回数が少なく済んで、しっかり脱毛できる医療脱毛を選んだ方が良さそうです。
介護脱毛で介護の負担を減らそう!
今のところかなり介護脱毛に乗り気の私。
近場で通いやすい脱毛クリニックを探してみたいと思います。田舎なので、気軽に通える範囲に脱毛クリニックが少ないのが難点です(汗)
将来子どもや周りの人に介護で負担をかけたいと考える人はいないと思いますが、現実問題としてお世話になる可能性はあります。
そのときに介護してくれる人にも、介護される自分にも、負担が少なくなるように今のうちに出来ることはしておきたいですよね。
介護脱毛で老後の負担を少しでも減らして、愛されおばあちゃんを目指しましょう☆