生理中をナプキンなしでも過ごせると話題になっている吸水型サニタリーショーツ。
立ち上がった時のモレや寝ている時の血だまりを作らないなど生理のストレスが軽減されると人気が集まっています。
今回は吸水型サニタリーショーツを使って3年以上の私が、吸水ショーツの使い方や初心者や子供におすすめの吸水ショーツをご紹介します。
生理だからって、ストレス抱えてモヤモヤしたりする必要はありません。
フェムテックアイテムをどんどん活用して生理のユウウツも吹き飛ばしましょう!
吸水ショーツ初心者さんや、試しに使ってみたいという人にイチオシなのはコンフィッツシリーズ。 小さめのジュニアサイズがあるので子どもさんにもおすすめです。 ←画像をクリックすると楽天市場の商品ページにとびます |
吸水型サニタリーショーツ(吸水ショーツ)とは
吸水型サニタリーショーツとは、ショーツそのものに吸水性を持たせて生理の経血などを吸収させるショーツです。
吸水ショーツとも呼ばれ、経血量によってはナプキンなしで過ごせるため快適、ゴワつかない、荷物が減らせるなどから人気が高まっています。
また繰り返し洗って使えるためゴミの削減に繋がるといった環境面でも注目されているフェムテックアイテムです。
普通の生理用ショーツとの違い
一般的な生理用ショーツはクロッチ部分に防水加工がされているだけです。経血が漏れたときに洗いやすくする効果はありますが、経血を受け止める機能はありません。
これに対して吸水型サニタリーショーツはクロッチ部分に水を吸収する素材を使っているため、ナプキンやタンポンがなくても経血を受け止めます。
とはいえ吸水ショーツも吸収量を超えると当然漏れ出しますので、状況にあわせてナプキンやタンポンを併用したり、量や行動など自分にあった吸水型サニタリーショーツを選ぶことが大切です。
ムレやモレ、ニオイはどう?衛生面は?ナプキンなしで大丈夫?
吸水型サニタリーショーツはいろいろなメーカーから発売されていますが、品質によってはやはり蒸れやすいもの、漏れやすいもの、臭いが気になるものもあります。
購入の際には抗菌・防臭加工の有無やサラサラ感、漏れにくさなどをしっかりチェックした方が良いでしょう。
とはいえ正直敏感な人であれば夏場など多少のムレやベタつきは避けられないと思います。
それでもナプキンを頻繁に替える煩わしさやモレへの不安を考えると、補って余りあるメリットがあると思いますよ!
また、吸水ショーツのデメリットの一つとして日中に取り替えられない、という点があります。経血量の多い日や多めの人は吸水ショーツだけでは不安があるのでナプキンやタンポンと併用などして調節することがおすすめです。
経血量の少ない日は吸水ショーツだけで過ごすことも出来ますが、その際も丸一日履き続けることは衛生面からおすすめしません。最低でも半日に一度、朝と夜だけでも交換してくださいね。
結局ナプキンを併用するのか、とがっかりされる方もいるかもしれませんが、多少ナプキンからモレても大丈夫、という安心感は体験してみると手放せませんよ!
私の場合はナプキンで擦れて生理後半には痛くてナプキンが付けられない、ということもあったので、量が少ないときはナプキンなしで過ごせることも大きなメリットでした。
(今は多い日は月経カップと併用しているのでナプキンは一切使っていません)
どんな時に使うの?おすすめの使い方
もっともおすすめなのは、生理の前など「そろそろ来るかな?」というタイミング。
無駄にナプキンを持ち歩かなくて済むのでストレスフリーです!
生理の終わりかけの量が少なくなってからもナプキンなしで過ごせるので大活躍します。
量の多い日は吸水ショーツ一枚では不安がありますが、ナプキン等と併用することで忙しくてなかなかトイレに行けないときにモレの心配をせずにすみますよ。
また夜眠るときには伝い漏れが心配なので、ヒップまで吸水面があるものがおすすめです。
夜も漏れない安心感は生理のストレスをかなり軽減してくれますよ!
オトナ女子も気になる!尿漏れにも対応できる?
吸水ショーツは産後やオトナ女子の気になる尿モレにも対応してくれます。防臭効果のあるものなら安心ですね。
とはいえアンモニア臭は残りやすいので、洗濯の際は必ずしっかり手洗いをしてから洗濯機にいれましょう。
また尿モレは意外と経血よりも量が多いこともありますし、長時間肌に触れていると衛生面での心配もありますので、頻度が高い方や量が多い方は尿モレシートなどとの併用がおすすめです。
クラウドファンディングで商品化した【sponge(スポンジ)】はアンモニア臭に特化した消臭機能があり生理にも尿モレにも対応してくれますよ。
吸水型サニタリーショーツの洗い方 お手入れは大変?
吸水ショーツは必ず手洗いしてから洗濯しましょう。
水かぬるま湯で経血が出なくなるまで軽く押し洗いをしてから、1~2時間浸け置きした後にネットに入れて洗濯すると安心です。
40度以上のお湯だと経血が固まって落ちなくなりますし、長時間の浸け置きは生地をいためるので気を付けてくださいね。
出てくる経血の量にビックリするかもしれませんが、それだけの血を流しているんですもの、体調も悪くなって当たり前!と自分のカラダを労わる気持ちになれます。
私はお風呂に入るときに先に押し洗いをして、入浴中にアルカリウォッシュで浸け置き、あがるときにそのまま洗濯しています。
干す前には吸水面(肌に当たる方)にバスタオルを押し当てるなど、先にタオルドライしてから吸水面を外に向けて干すと多少は乾くのが早いです。
どうしてもクロッチ部分が多重構造になる(吸水量が多い)ほど乾くのに時間がかかるので、余裕をもって洗い替えを用意しておくといいですね。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れれば入浴中のルーティーンとして気にならなくなりますよ。
ズボラな私が出来るので、きっとどなたでも大丈夫です!(笑)
吸水型サニタリーショーツの選び方
吸水ショーツを選ぶ際は吸水量やデザイン、履き心地など気になる点がたくさんありますよね。すべてをクリアするものとなるとなかなか難しいかもしれませんが、どんな状況で使うかをまず考えると選びやすいですよ。
多い日と少ない日、夜用、デスクワーク中心の日や運動する日など、使う状況や洗い替え用に3~5枚ほどあると安心ですね。
初めての方は自宅で過ごす日や少ない日から始めてみるのがおすすめですよ。
吸水量で選ぶ(多い日・少ない日・始まりそうな日)
生理が始まりそうなタイミングや終わりかけの少ない日は、吸水量の少ないタイプでも問題ないでしょう。
とはいえナプキンなしで使うなら、クロッチ部分が細すぎたり肌にフィットしないデザインは漏れやすくなるので気をつけてくださいね。
普段から多い日は頻繁にナプキンを替えないと行けない人は吸水量の多いタイプを選び、ナプキンと併用すると安心です。
吸水ショーツの吸水量は10ml~150mlと様々です。
一般的な昼用ナプキンの吸水量が5~10mlということを考慮し、普段何枚くらいナプキンを使うかで吸水量の目安にしてくださいね。
サイズによって吸水量が変わることはあまりないので、ジャストサイズを選ぶのがおすすめですよ。
ジュニアサイズは?子供(小学生・中学生)でも大丈夫?
吸水ショーツは小学生、中学生の子どもさんでも使えます。メーカーによってはキッズサイズやジュニアサイズにも力をいれているところがあるので、デザインも豊富ですよ!
中学生の娘は学校のトイレでナプキンを替えるのに抵抗があるらしく、朝は吸水ショーツにナプキンを付けて行き、最初のトイレのときにナプキンを取ったらもう吸水ショーツのみで過ごしています。
部活動で遅くなる日で漏れそうな不安があるときは午前中だけナプキン併用など調整しているようですが、体育のときにナプキンを付けているとズレたりして(肌が弱いので擦れて痛くなるそう)嫌なので吸水ショーツだけの方が安心とのことです。
吸水型サニタリーショーツ楽天で買えるおすすめ4選
私がこれまで使って良かったものや口コミ評価が高く気になっているものを紹介します。
comfits Standard(コンフィッツ スタンダード)サニタリーショーツ 吸水ショーツ
商品名 | 【コンフィッツ スタンダード】サニタリーショーツ 吸水ショーツ |
価格 | 2,900円 |
構造 | 4層構造 |
吸水量 | 約30㏄ |
サイズ | XS S M L LL 3L |
素材 | ナイロン ポリウレタン その他 |
抗菌防臭 | 抗菌防臭加工 |
hinna 吸水型サニタリーショーツ
商品名 | hinna 吸水型サニタリーショーツ |
価格 | 3,590円 |
構造 | 5層構造、シームレスタイプ |
吸水量 | 20~30cc |
サイズ | S ヒップ82~90 M ヒップ87~95 L ヒップ92~100 LL ヒップ97~105 |
素材 | ナイロン 42%、ポリウレタン 37%、綿 21% |
抗菌防臭 | 消臭 |
Girls Leap(ガールズリープ)吸水型生理用ショーツ
ガールズリープの吸水ショーツは、肌に当たる側に吸収速乾の生地を使用しているため濡れてもサラッとしています。吸水ショーツと思えないほどのスリムさが嬉しい! ←画像をクリックすると楽天市場の商品ページにとびます |
商品名 | Girls Leap ガールズリープ 吸水型生理用ショーツ 大人用 子供用 |
価格 | 3,900円 |
構造 | 4層構造 |
吸水量 | 約20㏄ |
サイズ | ガールズ:ヒップ76-83cm ジュニア:ヒップ82-88cm Mサイズ:ヒップ85-93cm Lサイズ:ヒップ92-98cm |
素材 | 身生地:ナイロン・ポリウレタン 防水生地:ポリエステル・ポリウレタン(制菌加工) 吸水生地:コットン100%(抗菌・消臭加工) 肌側生地:ポリエステル100%(吸水速乾) |
抗菌防臭 | 抗菌消臭 |
ナチュラムーン( NaturaMoon) オーガニックコットン 吸水ショーツ
天然コットン素材を使用した使い捨てナプキンに定評のあるナチュラムーンのオーガニックコットン吸水ショーツ。 ←画像をクリックすると楽天市場の商品ページにとびます |
商品名 | NaturaMoon(ナチュラムーン) オーガニックコットン 吸水ショーツ |
価格 | 4,620円 |
構造 | オーガニックコットンを使用した7層構造 |
吸水量 | 約55cc |
サイズ | <S-M> ウエスト:58~70cm ヒップ:82~95cm <M-L> ウエスト:64~77cm ヒップ:87~100cm <L-LL> ウエスト:69~85cm ヒップ:92~105cm |
素材 | 綿(オーガニックコットン)95%、 ポリウレタン5% |
抗菌防臭 | 抗菌・防臭 |
私の吸水型サニタリーショーツ体験談 産後に大活躍
実は私が吸水ショーツを使い始めたのは次女出産直後です。
元々ナプキンでかぶれるのが悩みだったこともあり、当時は月経カップを使っていてナプキンはほとんど使っていなかったのですが、出産直後はさすがに月経カップは無理なので悪露用のオムツのようにビッグな使い捨てナプキンを使用しました。
それが2,3日でかぶれて痛くて…ナプキンが付けられない(涙)となったんです。
しかも使い捨てナプキンは会陰の傷周りの水分も吸収するので、傷口が乾燥してめちゃくちゃ痛い。赤ちゃんのお世話よりとにかく会陰が痛くて泣きそうでした。
それで以前から気になっていた吸水ショーツを慌てて夫に買ってきてもらって(笑)使い始めたら、快適すぎる!
もっと早く使い始めれば良かったと心から思いました。
それから大きな声では言えませんが、産後にちょっと気になる尿モレもキャッチしてくれるのも地味に嬉しかったです。
今は吸水ショーツと月経カップの併用でちょっとしたモレも気にならなくなりましたし、生理前の微妙な時期や経血量が少なくなったら吸水ショーツだけで過ごせるのでトキシックショックのリスクも減らせて安心です。
まとめ
少し前までは外国製やとても高価なものしか販売していなかった吸水型サニタリーショーツ。
ここ数年でいろんなメーカーから発売され始め、デザインや価格も選べるようになってきました。普通のショーツとあまり変わらない価格で買えるようになったのは本当に嬉しいですね!
最初はお手入れが大変そう、血が付いたままのショーツなんて気持ち悪そうと思うかもしれませんが、私は一度使うと手放せなくなりました。
まずはお試しで一枚手に入れてみて量の少ない日から使ってみると、快適さにきっと驚くと思います。
忙しい人やズボラな人にこそ、吸水ショーツはおススメですよ!
最初の一枚として私のイチオシはコンフィッツシリーズ。
なんといっても低価格なのに品質も良く、デザインが選べるのがいいですね。
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